75歳の父が言う

母を亡くして、10ヶ月が経とうとしている。

母を亡くして、一人で暮らしている父が心配だ。

しかも、母が亡くなる1ヶ月前は…

この家で7人で賑やかに暮らしたのだから。

そこからの、たった一人での生活…。

一人で暮らした事の無い私には、想像も出来ない。

いくら娘が近くに住んでいても…

毎日  行ける訳じゃない。

だから…淋しいんじゃないかなぁ…?

そう思っていた。

  

自分の人生にどう幕を下ろすか。

  

今日、父に聞いてみた。頭もクリアな今。

今後  どうやって生きていきたいか?と。

  

父は言った。

「自分は幸せだと思う。子供の時から、困った事が無い。

そんな風に生きて来られた事を、本当に幸せだと思う。

今は、凄い楽しい。自分の好きな様に暮らせているから。

だから、元気に遊びに行けて、自分の身の回りの事が自分で出来ている間は、ここで一人で暮らしていたい。

でも、自分の事が出来なくなったら…

お世話になるかもしれない。」と。

  

父が淋しいと…勝手に思っていたのは、

私だけだったのかもしれない。

父の多少の強がりはあったとは思う。

でも…半分以上が本心であったと思える。

だって、ニコニコしてたから。

  

そうか、お父さん。

楽しいんだね。じゃぁ、少しでも長く遊んで暮らせる様に、元気で過ごしてね。

  

元気に長生きが出来たら良いね。

もっと生きたかった、お母さんの分まで。

  

Twitter  ID  @soraHimawari123

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